難事のあとの幸せな時間
佐賀県 女性70代
いつもパワーをありがとうございます。
この度「悲しみあれどもすぐそこに春がくる」と、勝手な発想でやりきれた数年間の体験と感謝を報告したいと思い立ちペンを執りました。
令和3年から、4年、5年の3年間、悲しみと苦しみが荒波のように打ち寄せました。「私、何か悪いことした?」とあっけにとられる日々でした。
義父97才、義母94才、夫74才、実母95才が立て続けに他界しました。私自身、爆弾をかかえた身体でありながら懸命に介護をする毎日でした。
義父母は入退院の繰り返しではありましたが、祖父母としての存在を十分に残し、長生きしてくれました。夫は日頃から酒、タバコも口にせず、とても優しくユーモアたっぷり、歌もとても上手で八仙山荘(ESP保養施設)ではよくステージに上がり盛り上げてくれました。他県の友の会員のかたともまるできょうだいのように和み、楽しく過ごしていたことを思い出します。
夫は両親より若くして旅立ちましたが、13人の孫に囲まれて幸せだったと思います。私も一人身になり悲しいとはいえいつも石井先生から守られているから毎日が感謝です。
今年3月、低温のためか桜の花はつぼみでしたが私の心の中では満開の気分にさせてもらいました。3泊4日の広島旅行を子ども達夫婦からプレゼントしてもらったのです。その嬉しさにさっそく姉達に留守を頼み子どものような気分になりとても楽しむことができました。旅行中は天気にも恵まれ、そのうえ想像すらしていなかった 「人力車」に孫と乗りました。車窓から見える景色は右、左どっちを見ても物珍しく心がすごく和みまるで夢みたいな最高の時を過ごすことができました。
「お父さん一緒に楽しめたかな?良かったね」と夫と心の会話をしていました。何もかも石井先生の心強いパワーをいただいたことでこのようなご褒美をいただけたのだと思います。「石井先生ありがとうございます。まだまだ健康で過ごさなくてはいけませんね。石井先生これからもよろしくお願いします」と、何度もつぶやく私でした。
自宅へ帰り仏壇の前で無事帰宅の報告をし、旅の話に花が咲きました。 これからも子ども達、孫、周りのかたがたに感謝して仲よく、明るく笑って過ごし、希望に向かっていきたいと願うばかりです。本当にありがとうございました。