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ま心のコラム

正確な決断の方法

2017年10月2日

早く的確な決断をするためには、何のためにその決断をするのかをはっきりさせるのが効果的です。
「子どもの将来を考えたら、ここはひとこと言っておかなくては」
「ここでいったん損をしておいた方が、あとの展開が有利になるな……」
スタート地点は一体どこだったのか? 折に触れてそのことを思い出せば、目的に向かって最短距離で進むことができます。

害地に匿名での援助が届けば、その援助者は被災地のみならず被災した国全体を励まそうとする大きな心の持ち主でしょう。また、汚職に関わっていながら「記憶にありません」と何かを隠す政治家は、国民の声なき声より自分の小さな地位を守ることが大切なのに違いありません。
食品に虚偽表示をして手に入れる不正な、そして一時的な利益と、長年かかって築き上げてきた社会的信用のどちらを取るべきか? その判断を誤った経営者の目的とは一体何だったのでしょうか。

きれば幸せへの道を歩きたいと、誰もが思うことでしょう。
絶対に幸せになれる方法がここにあります。
それは、周囲の人のためになることを目的にすることです。それを心がけてさえいれば失敗への道に足を踏み入れることは決してありません。

っている人がいたら手を差し伸べてあげること。
自分に困ったことがあったら、そのときでなければ学べない何かを教えてもらっているチャンスだと思うこと。
困難は乗り越えるために与えられたのだから、たとえ長い時間がかかっても必ず乗り越えられると信じること。
全てのことを、この三つの考え方に従って決断してみてください。そうすればほどなく、身に余るほどの幸福を体験することになるでしょう。

日本大震災や熊本地震の被災地では、いまだに仮設住宅など不便な暮らしを強いられたリ、雇用問題など、将来への不安を抱えたまま生活せざるを得ない方が数多くいます。
そうした問題は政治や経済のためではなく、被災地の方々の利益を最優先して解決されなければなりません。
それは最も長い時間と一番多くの手間がかかる決断かもしれません。
しかしどんなに手に入りにくくても、それを手に入れるために払った対価を補って余りあるのが本当の幸せなのです。

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