イー・エス・ピー > コラム > 心の散歩道《その12》「最後まで諦めない心」

ま心のコラム

心の散歩道《その12》「最後まで諦めない心」

2020年5月1日

ある日イギリスの医学実験で、シャーレのふたを閉め忘れて中にカビが生えたところ、そのおかげでバクテリアが繁殖できないことがわかりました。二十世紀最大の発明と言われる抗生物質ペニシリンの誕生です。
またドン・ペリニヨン修道士の白ワインは熟成に時間がかかりすぎ、中に炭酸が発生してしまいました。これが王侯貴族に流行し、シャンパンとして今も愛飲されているのです。
そしておなじみの使い捨てカイロは、とある食品メーカーがお菓子の保存剤を作ろうとして活性炭と鉄粉を混ぜたところ、思いがけず発熱してしまったことから生まれました。
大発明は往々にして失敗から生まれるのです。
「人間の思考、努力は3分、7分は宇宙の法則が支え、与えている。(『ESPの心を永遠に!』28ページ)」と石井先生はおっしゃっています。大宇宙の前に、人間の力は取るに足りないものなのです。そして人生にはどんなに努力しても越えられない厚い壁にぶつかってしまうこともあります。
しかしその壁は、乗り越えるためにそこにあるのです。
壁にぶつかったとき、人は必ず「人間の力」以上の力に助けられてそれを乗り越えていくのです。
大発明のきっかけとなる失敗とは、「失敗」の名を借りた宇宙の英知ではないでしょうか。難事に直面したときは、宇宙の智恵がそばにあるのです。
人はいろいろな思いを乗せた荷車を引いて、緩やかな坂道を登っていきます。ちょっとした段差に躓(つまず)いて動かなくなるときもあります。
そんなとき、駄目だとわかっていても荷車を引き続けなければなりません。荷車を押す風が、いつか必ず吹くからです。「どうせもうダメだ」と諦めていたら、吹いてきた風を呆然と見送ることになってしまうでしょう。
最後まで諦めない人にだけ、栄光の女神がほほ笑むのです。

 

===【信じますか?ESP体験談】信じるより信じられること===

石井先生の東京指導会に参加したFさんのお話しだ。
「予約申し込みをしなかったのですが、キャンセル待ちの座席に座ることができました」
坐骨神経痛に悩まされており、長い間経っていることができなかったFさんはホッとした。
石井先生のお話や指導で、会場は次第に熱気が高まっていく。
「そんな中、石井先生が『坐骨神経痛のかたはいらっしゃいませんか?』とおっしゃいました。私はもちろん即座に手を上げました」
しかし石井先生の白羽の矢が当たったのは、Fさんの少し前にいた別の男性。
「内心がっかりいたしました」
ところが、指導会が終わった帰り道のことだ。
「はっと気が付くと、いつもの腰の痛みがどこかに飛んで行っているんです」
腰をよじったり足を曲げたりしてみても何ともない。
「直接でなくても私もESPパワーの恩恵にあずかったのだと思いました。石井先生のすごさを確信しました」
信じるより信じられることが大切。Fさんの体験はそんなことを語ってはいないだろうか。

イー・エス・ピーへの
お問い合わせはこちら