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ま心のコラム

心のアンテナと干支

2014年1月1日

年の干支は午です。正午を中心とした二時間のことを「午の刻」と言い、「午の方角」と言えば真南を指すように、午という字は最盛期を意味します。今後の実りがどれほど豊かなものになるかが、最盛期の午年の過ごし方にかかっているのではないでしょうか。

支占いによれば午年生まれの方の基本的な性格は「陽気で精力的」だそうです。それぞれの干支によってこんな性格付けがされています。

子:細かいことに気が付くデリケートな性格でお金がたまるが人情に弱い。
丑:辛抱強く言葉の少ない職人気質だが、言い出したら聞かない面がある。
寅:考え深く落ち着いているリーダー的性格だが、孤高で敵を作ることも。
卯:温厚で愛嬌がある柔和な性格だが、こだわりがなさ過ぎると損をする。
辰:聡明な理想家だが謙虚な人柄。やや短気で負けず嫌い。
巳:思慮深く知恵がありクールな性格で、お金に不自由しないが猜疑心が強い。
午:円満で忍耐力が強く、独立心が強いが、細かいところに無頓着な面がある。
未:人に優しく曲がったことが嫌いだが、消極的で優柔不断なところがある。
申:楽天的で才知に富み場を和ませるが、飽きやすくずるがしこい一面がある。
酉:考え深く忙しく働くのが好き。お洒落上手だが気が変わりやすい。
戌:正直で、人のために陰ひなたなく働く堅実な性格だが、クヨクヨ悩みがち。
亥:清廉で希望に向かって突き進む強さがあるが、時に後先を考えない。

まれ年による性格付けに加えて、血液型による性格診断もあります。

A:周囲との協調性が高い気配り家。
B:マイペースで人懐こい楽天家。
O:おおらかで親分肌の現実家。
AB:クールで内面が深い理想家。

例えば巳年生まれのB型の人の性格は「クールな楽天家」ということになりそうです。

ちろん、これらの性格診断は単なる占いであって科学的根拠があるわけではありません。しかし、人間の性格というのはこうした占いのようにいろいろな要素が複雑に絡み合って出来上がっているものではないでしょうか。

が平穏なら、それは周囲の状況が平穏だということです。悩みがあるなら、それは周囲の状況のどこかにうまくいっていないところがあるということです。
私たちに備わっている感覚のアンテナが周囲の状況を敏感にキャッチしています。性格とは、そのアンテナの感度や向きではないでしょうか。感覚のアンテナがとらえた周囲の状況が、映像となって心に映し出されているのです。

の中の映像をいくら見つめていても、悩みを解決することはできないでしょう。心の映像に明るい色を取り戻すのは、行動なのです。思いやりを持って周囲をより良く変えていくことによってのみ、心は輝きを取り戻すのです。

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