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ま心のコラム

幸福への確実な道

2016年9月20日

たちが普段何気なく使っている言葉の中には、意外な起源を持つものがたくさんあります。
例えば、台風。これはもともとギリシャ語の「テュポン」が英語でタイフーンになり、日本語で台風になったものです。
また「セイウチ」はロシア語の「シヴーチ」が語源であり、イチジクは古代ペルシャ語の「アンジール」が語源です。中国語で「映日果(えいじつか)」と訳され、それがなまって「イチジク」となったということです。

たちが使っている日本語には実は古来の「大和言葉」は意外に少なく、三割程度だと言われています。大量の外来語を取り入れて豊かな表現力を獲得してきたことも日本語の特色だといえます。
心の少なくない部分は言葉によって形作られます。生まれたときのまっさらな状態から、人は実際の体験と同じくらい、言葉によって様々な知識を得ているのです。「自分」という物差しで現実世界の様々な物事との距離を測って、その結果浮かび上がってきたのがその人の心なのではないでしょうか。

「人を出し抜いてやろう」と間違った心で人に接すれば、人を出し抜けば出し抜くほど、その人の心がどんどんゆがんでいってしまうのは当然のことです。
反対に「人のために」と素直な心で人に接すれば、いつでも正しい場所に心を保っておくことができます。

せはどこにやってくるものでしょうか。それはもちろんゆがんだ場所ではなく、あるべきところにあるものがある、気持ちのいい場所なのです。
幸せとは人との競争に勝ち抜くことではありません。楽なほうへと流されてしまいがちになる、自分の心に打ち克つことで、人は初めて本当の幸せとは何なのかを知ることができるのです。

を気持ち良く保つこと。誰とでも仲良くすること。そうした道の先にだけ、本当の幸福があるのです。
幸せへの道を歩き出すのに、ためらう理由が一体どこにあるでしょうか。

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