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幸福は単純な心から

2018年9月1日

「ユニバーサルデザイン」とは性別、年齢、言語や文化、障がいの有無などを越えてあらゆる人が利用しやすいようにと考えられたデザインのことです。
イラストを多用し言葉がわからなくても利用できる案内板や、バリアフリー施設やノンステップバス、多機能トイレ、階段状の手すりなど、高齢のかたや障がいを持つかたに限らず、すべての人への使いやすさを追求しているのがユニバーサルデザインの特長と言えます。人に優しいデザインは見ているだけで心を和ませてくれるものです。

温まるものの反対に、世の中にはうそ寒い風景もあります。
あまり人もいない寂しい場所に華麗なホールが建てられたり、乏しい利用客数とかけ離れた巨大設備を持つ鉄道駅が作られたりしています。

れらの建築物は、行政を司る人たちの複雑な利害関係が作り上げた不思議な幻のようにも思えます。そしてそうした建築物を見る人の心を楽しくさせることは決してありません。
巨額の利権をめぐり、あちらに配慮し、こちらの顔を立て……と複雑なことを考えて、人間は人を幸せにしないものを作り出します。

対に幸福とは単純なものなのです。
「何が人の役に立つのか」
考えなければならないのは、その一つのことだけだからです。
幸せとは直観にピンとくるものです。なぜなら「幸せになりたい」と思う心は人類に共通の一つの心だからなのです。

会生活では時には「忖度」も必要かもしれません。
しかし人間に本当に必要なのは、忖度よりも人を思いやる「ま心」なのです。
「人のためになろう」という思いから出たひらめきは、思った通りにズバリと行動に移しましょう。

れこれと複雑に物事を考えて、自分の身を守りつつ、いざというときにはズバリと思った通りの行動に出る。
そんなスタンスでいることができれば、生活にぐんと張りが出て、毎日を楽しく過ごすことができるのではないでしょうか。

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