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ま心のコラム

夢は心の宇宙のかけら

2015年5月1日

さんは最近、どんな夢を見られたでしょうか。未来を思い描くのも夢ですが、ここでいうのは、眠ってから見る本来の意味での夢のことです。

が――人だけでなく動物も――なぜ夢を見るのかということは、現在のところ解明されていません。脳内にたまった情報を整理したり捨てたりする時に現れる現象だとする説もあります。夢はもしかすると頭の中のガラクタなのかもしれないというわけですが、それにしても――いや、だからこそ不思議で豊かで興味あふれる世界なのではないでしょうか。

を読み解く夢判断も、古代から現代にいたるまでさかんに行われています。たとえば、誰かと喧嘩する夢を見たときは、その人との関係が上手く行っている証拠なのだそうです。抑えきれない感情を抱えているときは火事や消防車の夢を見るし、井戸水を飲む夢、蛇が現れる夢、高貴な人が訪ねてくる夢は、才能が開花するときに見るそうです。

は普段は気づかない心の奥底を垣間見せてくれます。それは、私たちの中に眠る、広大な宇宙の心のひとかけらなのでしょうか。
歌手のマイケル・ジャクソンは枕元に常に録音機を置いておき、眠りかけたときに思いつく素晴らしいメロディーを、鼻歌や口笛で即座に録音していたそうです。黒沢明監督の『夢』や、夏目漱石の『夢十夜』など、夢そのものを作品に昇華させたものも少なくありません。

眠っているときでも、心は働いているのです。意識が眠り込んでいる、誰にも知られないときだからこそ、心はその力を最も活発に発揮するのかもしれません。
心は、声にならない願いもちゃんと聞き届けて、人知れず働き続けているのです。

でも一つ、眠っている間も働いている、心という大きな後ろ盾を持っています。心ひとつで知らないうちに体が良くなり、仕事が、人間関係が良くなるのです。クヨクヨ悩む必要が一体どこにあるでしょうか。

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