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ま心のコラム

サンタクロースは本当にいるの?

2017年12月4日

Mr.Santa Claus
Santa Claus Main Post Office
FI-96930 Arctic Circle
FINLAND

 

の住所に国際返信切手券と一緒に手紙を送ると、サンタクロースからの返事がもらえるそうです。年間何十万通もの手紙が世界中から届くそうです。
1897(明治30)年9月21日のこと。アメリカ・ニューヨークの新聞にヴァージニアという女の子の手紙が掲載されました。

クラスの友だちはサンタさんはいないと言います。教えてください。サンタさんはいるのですか?

120年前の子どもも、今の子どもたちと同じことを考えていたのです。

れに対して新聞はこう答えました。

ヴァージニアへ。
あなたの可愛いお友だちの意見は、残念ながら間違っています。目に見えるもの、頭で理解できるものがこの世の全てだというわけではないのです。
もちろんサンタさんはいます。
愛や思いやりや人を思う気持ちは目に見えないけれど、確かにあります。それがなかったら世界はどれほど寂しいことでしょう。
それと同じようにサンタさんがいなかったら、この世界はどれほど寂しい事でしょう。あなたのようなかわいい子どもがいないくらい寂しいことです。
この世で一番大切なことは目には見えないことなのです。誰かが妖精を見たことがないからといって、妖精がいないことにはなりません。目に見えない素敵な世界は誰にも想像しきれないくらい広いのです。

当のことは簡単には目に見えません。反対にじっと目を凝らし、耳を澄まさなければ本当のことは見えないのです。サンタクロースを信じる人には、人を思いやる優しく豊かな心という、素晴らしい贈り物が贈られます。それは、空想の世界が確かに存在するという証拠なのです。

聞の返事はこんなふうに続きます。

信じる心、空想力、夢見る力、愛、人を好きになる気持ち、そういうものを持つ人だけが目に見えないカーテンを押し開けて、その向こうにあるこの世で一番美しい、真実の輝きを見ることができるのです。
え? 『本当に?』ですって?
ねえヴァージニア、この世でこれほど間違いがなくて、永遠に変わらないものは他にないんですよ。

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